コレクション: ディレクトワール様式

18世紀末のフランス、ルイ16世からナポレオンへと移行すると革命後の短い期間に流行した、繊細さ、簡素さ、厳格さを併せ持った様式です。ディレクトワールとは、「執政官」の意味を持っています。ネオクラシック様式の寸法や収まりの繊細さを踏襲しつつ装飾は前時代の王侯貴族の好みに反発し古代ギリシャ、ローマやポンペイ、エジブトなど古代のモチーフが多い。ギリシャ的な要素が増えていき後のアンピール様式に変わっていきます。