コレクション: ビーダーマイヤー様式
ウィーン会議後から3月革命までの間、1815-48年頃のオーストリア、遅れて徐々に浸透してきた産業革命により裕福になったウイーンの市民階級を中心に流行したインテリアスタイル。フランスのアンピール様式と同じく新古典主義の派生ですが趣向は全く異なり、後のユーゲントシュティールに通じる上品で簡素デザインが特徴。ビーダマイヤーの語源はビーダーマンとブンメルマイアーという名を合成したもので、ドイツの風刺小説であるフリーゲンデ・ブレッターに登場した架空の偽善的な人物の名前である。