コレクション: ル・コルビュジエ Le Corbusier

本名シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。20世紀最も偉大な建築家の一人で「近代建築の三大巨匠」に位置づけられる。近代合理主義を、モダニズムデザインという新しい美学へと結晶させた人物。35歳で従兄弟のピエールと共同で建築事務所を設立。その後「新しい建築の5つの要点」を提唱し、1930年代には「現代建築国際会議(CIAM)」の主唱者として世界の建築をリードし、いくつもの都市計画案を提示。終戦後には、独自の尺度「モデュロール」を発表。建築の分野だけでなく、数多くの絵画作品や版画、彫刻、タピスリーなども制作し、家具の分野でも名作を残している。総合芸術を目指したアーティストであり、20世紀を代表する建築家として、その圧倒的な業績はますます高く評価されている。